そして江差町いにしえ街道でもう一件、
そば蔵やまげんさん。
とにかく、腰があって美味しいお蕎麦です。
江差町の鯎川(うぐいかわ)産の蕎麦の実を、毎日、石臼で挽いてその挽きたてを手打ちにして提供されておられます。
蕎麦の腰のつよさと風味、つゆの出汁加減
なんとも知れぬ美味しさです。
いや〜美味かったです!
このお店、実は遊工房・紺屋さんの二軒隔てた隣にあって紺谷さんの息子さんが経営されておられ、とっても美味しいおそば屋さんです。
店構えは漆喰壁の土蔵です。ここは遊工房・紺屋さんが履物屋さんだった当時は、そのお店の倉庫だったそうです。土蔵そのものは、紺屋さんが履物屋を経営される以前から先代からの本業である石工屋さんの作業場として明治時代に建てられました。元は親御さんとご一緒に履物屋さんをされておられた息子さんが、この建物を再生して、いにしえ街道に来られるお客様にもご利用頂けるお店にしようと一念発起して、東京のそば屋に修行に出られのち開店にこぎ着けられました。
いにしえ街道の古い蔵の中で食べるお蕎麦は、味もさることながら郷土愛も風味満点です!